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2016年8月2日火曜日

太陽熱殺菌と還元消毒

半坪畑では、毎年土壌改良、特に連作予防と病害虫予防のために
定期的に太陽熱殺菌と還元消毒を併用して行っています。
化学薬品を使わず、安価で十分な効果が得れます。
畳一枚分の畑ごとにできて、密封性も保てて効果的です。

米糠を土壌に混ぜる

太陽熱殺菌と還元消毒

夏の高温を利用して行ないます。
半坪畑では、3リットル~5リットル位の米糠をまんべんなく
混ぜる。土壌に糠粒が白く点々に見える量が丁度良い。

地温30~40℃のもとで、土に米糠を混ぜると、これらを
栄養分として土壌微生物が急激に増殖します。土壌が十分に
水分を含んでいると、微生物による酸素の消費によって、
土壌は急激に還元状態(酸素がない)になります。

土壌病害虫は酸素を必要とするため、死滅したり、増殖が
抑えられます。更に有機物から生成される酢酸などの有機酸、
微生物の拮抗作用、太陽熱・発酵熱による高温などの複合的な
要因によって防除効果が得られます。 

米ぬか

畝と散水

両サイドを深くして外気に触れる面積を減らすためと太陽熱を
広く吸収するためです。重要なのは、散水です。柔らかく作った畝を
壊さない様に何回にも分けて散水します。
畝が水分を含んでプルプルの状態にすることが大切です。

畝とたっぷりの散水

密閉する

農業用の黒いビニールで覆った上に丈夫なビニールで
二重にする。黒いビニールは熱の吸収を促進するため、
丈夫なビニールは気密性を高めて内部の温度を上げるためです。
縁の方は、底近くまでビニールを押し込み空気が入りにくくします。

気密性を確保する

太陽熱殺菌と還元消毒の期間

病原菌は風乾土内では50℃以上の高温でも病原性を
持続しています。容水量の60%の土壌水分では40℃でも
長期間経過すると死滅し、糠の発酵や地温上昇により
病原菌の抑制効果が見込めます。
連作障害は、この方法でほとんどなくなります。
太陽熱による高温のため雑草種子がほとんど死滅します。

期間は、1週間~2週間位を目安にして下さい。
完了の目安は、土壌からドブの臭いがしてきたら
出来上がりでしょう。その後、よく耕してから元肥を
入れて出来上がりです。
残念ながらミミズは全滅に近い状態になります。